O2Oアプリで変わる未来の市場
今日は生産地と消費者をつなぐツールとして、
O2Oアプリを導入している取り組みを紹介します。
食料生産者への「しわ寄せ」なくす IT産地直送で実現する未来の市場
O2O(Online to Offline)とは、
インターネット上のウェブコンテンツやSNSにおけるサービス(Online)を、
実在する店舗(Offline)での集客アップや購買促進につなげる仕組みのことです。
ここでは、
O2Oアプリを活用し若年層の集客を狙う大手スーパーエブリィと、
それを支援する東京のスタートアップ企業リレーションズ、
この両者の視点から新たなテクノロジーを活用した未来の市場について
述べられています。
なぜ、O2Oアプリで市場が変わるのか。
それは、今までの流通のあり方を変えるもにだからだそうです。
これまで、農家が出荷したいと思う農産物でも、
規格外のものは商品として価値がないものと判断とされ、
バイヤーが仕入れることはありませんでした。
それが、1次産業が衰退した要因のひとつとされています。
その現状を打開するために、
O2Oアプリ上の「井上日記」というコンテンツを使い、
商品の価値がどのように変わっていくのか、
そのストーリーを紹介することで消費者の購買欲を高めているそうです。
実際に日記の中では、
リンゴ農家に訪問した日から、
規格外のリンゴが300本のリンゴジュースとして
店頭に並ぶまでの様子が連載で紹介されています。
この他にも、
バイヤーの作業効率の向上、
消費者から産地へのフィードバック機能など、
これまでのスーパーでは困難であったことが
O2Oアプリを導入することで可能になっているそうです。
新たなテクノロジーで未来を変える。
そんなビジネスを生み出していきたいなと思いました。