玉島活版所 > コラム > 消費意識は変化している! 「モノ」「コト」から 「イミ消費」へ

消費意識は変化している! 「モノ」「コト」から 「イミ消費」へ

刷る刷る早耳うさぎ こんな方は特に必見!

・BtoC商品、サービスを提供されている方
・BtoC商品、サービスを計画されている方
・第三者視点から自社商品、サービスを見直したい方
・商品の魅力の伝え方に悩んでいる方

私たちが今、真剣に考えるべき「イミ消費」とは?

 皆さん、「イミ消費」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、商品やサービスを選ぶ時に、社会的・文化的に価値があるかどうかということ重視した消費行動です。

事例を挙げてご説明しますと、最近注目されていることに、「障がい者アート(パラアート)」があります。
【参考:https://www.paraart.jp/(公益財団法人日本チャリティ協会パラアート事務局)】

この活動は、障がいの有無に関係なく、働く意思や個人の能力を尊重できる社会づくりが目的です。
デザイン性の高いアートを商品パッケージに採用したり、ノベルティやプロモーションに起用することは、企業のイメージアップにもつながり、SDGsの達成にも貢献できます。企業の看板、トラックの装飾など目にされたことのあるのではないでしょうか?
他にも、災害復興支援の商品を購入したり、クラウドファンディングをしたり、環境や地域社会に配慮した商品を購入したりなどもイミ消費になります。

「消費行動」の変化

 時代が移り変わり、人々の消費行動は変化し続けています。遡れば高度成長期(1965年~1973年)から「モノ消費」と言われる消費行動が始まり、市場が成熟化し、モノが溢れた90年代以降には「コト消費」に消費者の関心が移り、近年はさらにそれが具体的な意味として進化した「トキ消費」「イミ消費」が注目されています。

「消費行動」を知る

 先に挙げた、「消費行動」の意味・定義をまず確認します。
「モノ消費」…「製品やサービスのもつ機能的価値を消費すること」(経済産業省)と定義
「コト消費」…「商品やサービスによって時間や体験を消費すること」

次に挙げる「トキ消費」「イミ消費」は「コト消費」の進化形です。
「トキ消費」…「その時・その場でしか味わえない盛り上がりを楽しみ、消費すること」
「イミ消費」…「ある商品を消費すること、サービスを利用することで生まれる、社会貢献的側面を重視する消費行動」

「モノ消費」に冷めた日本人は、何が豊かさなのかを考えたのだと思います。モノがあれば幸せなのか?消費の価値を見直して生まれたのが「コト消費」です。
今では当たり前になっている、「雰囲気のいい温泉地に行く」、「田舎でアクティビティを体験する」、「ライブ・フェス・花火大会などのイベントに参加する」などが、これに当たります。

「イミ」をどう伝えていくか?

 先に挙げたように、消費者の行動心理は時代とともに変化しています。それにともない、商品開発、サービスの見直しを行っていく必要があります。ここで重要なのが「伝え方」です。「イミ消費」が消費行動の中心になりつつある現在、その商品が持つ意味やストーリーを明確にし、消費者の心に刺さる手段を検討する必要があります。

変化する消費意識への対応

 文章でいいのか、写真で伝わるのか?動画なのか?漫画なのか?商品が持つ意味やストーリーを伝えるには様々な手段があります。SNSを活用されるのも良いのかもしれません。今まで通りの伝え方では、伝わりにくいということもあるかも知れません。従来の業界の常識や慣習にとらわれず、新しい発想が必要になることもあるでしょう。そこでお勧めしたいのが、外部から第三者視点の意見を取り入れることです。

玉島活版所では販促支援やSNS運用サポートなど、第三者視点から皆さまの変化への対応をサポートいたします。お悩みの方はお気軽にご相談ください。

カテゴリー: コラム
お急ぎの方はお電話ください 0120-390-565 (受付時間/営業日8:00-17:00)
メールで相談・ご質問される方はコチラへ
0120-390-565 ( 電話受付時間/営業日 8:00-17:00 )
〒710-0261 岡山県倉敷市船穂町船穂2095番地11
Google mapを見る
TEL:086-552-9494(代)FAX:086-552-9595
  • Facebook
  • TikTok
  • Instagram @kidsdookayama
プライバシーポリシー
玉島活版所ではお預かりする個人情報およびその保護の重要性を深く認識し、2005年9月1日から「個人情報保護方針」を制定し全社的に適正な取り扱いを実施しております。
JAPAN COLOR
印刷品質の向上と安定を目指し、2013年11月25日に「Japan Color標準印刷認証」を取得いたしました。カラー印刷の色の標準規格に合わせ、品質の均一化を目指しています。
MCP
事業の柱である印刷事業において、地球環境を守るためにできることは何かを真剣に考え、「環境に配慮した印刷」を目指し、アルミ版をリユースすることでCO2の削減に努めています。
クラウドマネージメント教会
全国の印刷会社・広告代理店70社以上が連携し、インターネット時代に即した販売促進の技術・情報を共有するために形成された団体の岡山支部として活動しています。
子育て支援は岡山の未来づくり
弊社は産前産後の休暇や、育児・介護休暇の取得を推進しています。2017年1月1日に「こそだて応援宣言」をし、育休取得前後のサポートを会社全体で取り組んでいます。
健活企業
玉島活版所では、理想の「健康体の自分」を描けるよう、職場環境を整え、従業員が力を最大限に発揮し、生きがい・仕事のやりがいを感じられる職場づくり、さらに、従業員、従業員のご家族、お客様、お取引業者、そして会社の健康増進を目指します。
©2004-2022 Tamashima Kappan Printing Co.,Ltd.
ページトップへ戻る