中小企業の採用活動 成功の鍵は「らしさ」にあり！

　地方の中小企業は、「求人を出しても応募がこない」、「応募が来ても求める人物像と違う」といった課題を抱えてらっしゃる企業が多いかと思います。
　このような採用の課題を解決する鍵は各社に備わる”らしさ”にあるのです。

募集要項だけでは大手企業と戦えない？

　ハローワークや求人ポータルサイト、自社のホームページなどに、募集要項のみを掲載していらっしゃる企業様も多いのではないかと思います。
　募集要項にまとめられているのは給与や休日、福利厚生といった、働く際の「条件」です。このような条件は大手企業に比べると、どうしても地方の中小企業は劣ってしまうことが多く、単純な比較に勝てないことがあります。
　つまりは条件のみを公開していても、応募の候補に残ることが難しくなってしまうのです。
　しかし、給与や休日といった「条件」だけが、働く魅力になるでしょうか。働く魅力はもっと奥深いところにもあるんです。

内定先の決め手第一位は「社風や雰囲気」

　24年卒の新卒を対象とした調査で、内定先の決め手の第一位となった項目は「社風や雰囲気」でした。

　こういった社風や雰囲気といった言語化しづらいものは募集要項では表現できません。また社風や職場の雰囲気、環境などは各社によって大きく異なり、それぞれの「らしさ」が詰まっています。
　そういった「らしさ」は条件以外にも会社のことをもっと知りたい、自分に合っているかもと興味を生み出すことができるのです。

「らしさ」が働く魅力になる

　「らしさ」とは、社長の人柄、社風、社員、企業価値観など、様々なところにあります。
　どういった思いで事業を行っているのか、社員同士の関係性、社風といった働く環境が魅力に感じられると、その企業のことが記憶に残ります。
　記憶に残らないと応募まで至らないので、求職者に働く魅力＝「らしさ」が伝わることが、応募を勝ち取る鍵なのです。

「らしさ」の伝え方

　では「らしさ」とはどのように求職者に伝えていけば良いでしょうか？

①採用サイト
　ハローワークや求人ポータルサイトで企業のことを知った求職者は高い確率でその企業のことを検索して情報を集めようとします。その際に「らしさ」が伝わる採用サイトを閲覧することで、しっかりと働く魅力を訴求することができ、応募の確度を高めることができます。

②採用専用のSNS
　企業用SNSアカウントをすでに持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、重要なのは「採用専用」ということです。
　企業の商品やサービスの情報を求めているのは「お客様」、採用情報は「求職者」とターゲットが大きく異なると発信するべき情報も変わってきます。
　働き方や社内の様子といったホームページに掲載する機会が少ない「らしさ」を発信することで、SNSからの認知も獲得することができます。

　お客様と採用サイトや採用SNSのお話をする際に、ご担当者様からよくお聞きするのが、「うちの会社はこれといった魅力はないから」という言葉です。
　しかし話を深掘りして聞いていくと、その会社にしかない特色や魅力というのは必ずあります。
　自社のこととなると気づけない魅力を、ぜひ私たちと一緒に見出していきませんか？

　「採用活動がうまくいかない理由を一緒に探してほしい」、「採用を強化するサイトを作りたい」など、お困りごとがございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。