商品やサービスを魅力的に伝えるためには? ~共感マーケティングとは~
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目次
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共感マーケティングって何?
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例えば皆さんが服を買うとき。どんな理由で服を選んでいますか?
「かわいい」とか「かっこいい」、「おしゃれに見える」などの理由で服を選んでいるのではないでしょうか?その服に対して、何かしらの「共感」の気持ちが芽生え、自分を重ね合わせ、心が動いたことで購入に至っていると思います。 共感マーケティングとは、ユーザーや消費者に共感してもらえる仕組みを作り、ファン化や商品購入を目指すマーケティング戦略です。商品やサービスの性能や価格などをアピールするのではなく、消費者の心に訴えかけて感情を動かすことを重要視している点が特徴です。 共感マーケティングには2つの方法があります。 ①企業理念や信念に基づいた事業・取り組みを行い、共感を集めてファンを増やす 記のような取り組みを通して、「感情の変化」や企業への「強い共感」を戦略的に生み出し、ファンを増やしていくのです。 |
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共感マーケティングの成功事例
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株式会社わざわざ( https://waza2.co.jp/ )
![]() 株式会社わざわざは、薪窯で焼く食事パンと、独自の商品選定基準で仕入れた生活用品等の販売を中心に事業を展開している企業です。店舗は長野県の山の上にあり、不便な場所ですが、「わざわざ」の企業名のとおり、企業理念や信念に共感したユーザーがファンとなり、わざわざ、山の上まで足を運ぶユーザーが多くいます。現在はオンラインショップや姉妹店なども展開し、売上が3億円規模(2021年)に成長しています。 下記の「わざわざについて」というページでは、代表者の言葉でお店の出発点から現在までの流れを、理念や信念、想いを織り交ぜながら表現しています。こういった企業や代表者の想いに「共感」したユーザーが、わざわざのファンとなっています。 わざわざについて( https://waza2.com/about ) |
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共感マーケティングのポイント
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共感マーケティングで大切となる主なポイントは下記の3つです。
①ペルソナ(※1)とニーズの分析 ②商品やサービスの「共感」ポイントの洗い出し ③ストーリーの発信 実際に市場ではどんな商品やサービスが求められているのかというニーズの分析や、どこに共感されるのかといった共感ポイントの洗い出しを行います。 株式会社西川が「しあわせの今治ガーゼ」という自社商品の開発秘話を漫画で発信しています。商品開発会議の様子を漫画にすることで、商品に込められた思いをユーザーに分かりやすく伝えています。また漫画の優しいタッチも商品イメージとリンクしています。 マンガでわかる タオル開発物語 〜しあわせの今治ガーゼ編〜( https://towel-to.jp/blog/585/ )
商品やサービスのストーリーや魅力をユーザーに分かりやすく伝えたい方! |